直腸ガンの手術後はどのようなものなのかについて解説しています。理解しておきましょう。

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直腸がんの手術後は?

直腸がんの手術後は、排便・排尿・性の機能の障害が個人差はありますが、おこります。

手術後の排便

直腸がんの手術後、自然の肛門を残しても、便が思うようにでないことがあります。

手術後は便を一時的にためる直腸がなくなっていて、神経もきれていたりするので、一度に便を押し出す力が弱いのです。

ですので、健康なときみたいに1日1回きちんと出るというようにはいきません。

一回の排便の時間もかかるようになってしまうのは、しょうがないでしょう。

肛門近くに腸をつなぐ手術は、回復にも時間がかかります。

手術後2〜3年経過しても、1日に3〜4回など、トイレにいかなくてはならないこともあります。

回復は、残っている直腸が長ければ長いほどよく、年齢が若ければ早くよくなっていきます。

通常は、半年〜2年または3年くらいで、改善されていきます。

手術後の排尿障害

直腸がんの手術後に尿がでずらくなってしまうことがあります。

手術後排尿障害 原因その1=手術の時に膀胱のはたらきの自律神経が傷ついてしまうためです。

神経が完全にのこれば、前とおなじように排尿できます。

また、一部しか残せない状態でも、術後3〜4週間くらいで自然に排尿できます。

手術後排尿障害 原因その2=手術すると膀胱のかたちが変わるためです。

直腸を取ってしまう手術は、膀胱がからっぽになって、うしろに倒れたかたちになって、尿道の出口で曲がり流れなくなります。

そのような原因でいつも膀胱に尿がたまっていたりすると、膀胱炎をおこしてしまい、膀胱の収縮が悪くなってしまいます。

手術後の排尿障害の対策

神経が一部でものこっているなら、一時的に尿がでなくても、導尿を続けるとそのうちにでるようになっていきます。

導尿=膀胱に細い管をいれてだす方法です。

通常1〜2ヶ月くらいででるようになっていきますが、個人差もあり半年くらいかかる場合もあります。

自分で尿をだすことができない場合は、膀胱留置カテーテルを留置することになります。

自尿のあるなしをチェック後、自尿があれば膀胱留置カテーテルをやめて、自己導尿にします。

早く回復をできるように、薬物投与、針治療が行われ、それらはとても有効です。

膀胱に、尿がたまりすぎてしまって、筋肉がのびきり、尿をだしたあとも、収縮する力がなくなったり、繰り返す炎症があると収縮しなくなり、回復が不可能になってしまいますので、気をつけましょう。

術後2ヶ月が経過しても、自尿(自分で尿を出す)がないような場合は、泌尿器科に行きましょう。

手術後の性生活

性機能の神経が少しでも傷つくと、男性の勃起能力は回復できることはあります。

ですが、射精などの性機能の回復はむずかしいといわれています。

もし、1年くらいたっても回復しなければ、期待はできないといわれています。

性機能の障害と対策

勃起の能力がいまひとつな人には、吸引療法をくりかえすことで、期待ができそうです。

また、陰茎に自己注射(パパベリンやプロスタグランジンE1など)によって、約3〜4時間勃起できそうとのことです。

その方法は(自己注射で勃起)何回でもくりかえすことができるそうです。

それでも、不可能なときなどは、手術(陰茎に小さいプラスチック棒を入れる)という方法もあるそうです。

輸入品で手術にかかる費用は30〜100万円くらい、ということです。

ただし、手術後3〜5年すると満足できない人も多いみたいです。

ですので、信頼できる専門医に相談することがよいでしょう。

女性の場合は、心理面をのぞき、おおきな障害はないみたいです。